日米同時株安
日米で同時株安となっています。
NYダウは2月2日が666ドル下がり、続く5日は1175ドルも下げています。
日本株も、5日が592円下がり、6日は1171円も下げています。6日には、マザース指数先物でサーキットブレーカーまで発動されています。
私は趣味で株価を眺めていますが、これほどの急落、特にNYダウには目を疑いました。なぜなら、この下げ幅は、過去の歴史上の株価暴落を思い起こさせるからです。
- 英国がEU離脱を決めたブレグジット・ショック 611ドル
- 中国株急落 588ドル
- リーマンショック 369ドル
- 米国同時多発テロ 684ドル
- ブランクマンデー 507ドル
記憶に新しいところの「危機」でこの下げ幅ですから、今回の666ドル、1175ドルという数字をスマホ画面で見た時は、「朝鮮半島か中東で戦争でも起きたのか」と、しばし固まりました。
同時株安の理由
下落の一般的な理由としては、アメリカの長期金利が短期間で急上昇したからです。雇用統計で平均時給がかなり上昇したため、先行きの物価上昇と金利先高感につながったとされています。
私のスマホへは投資顧問会社の無料メールがいくつか届きますが、なかなか面白いです。
今回の下げは米国の景気動向が良好な面からきた高値警戒感からきたものと推測され・・・スピード調整で売りが売りを呼んでしまったあげくに、アルゴリズムの取引が過剰に反応したもの。
だから、すぐに上がるから買え、というのです。株価上昇時には波に乗り遅れないで「買え」といい、下落時にはすぐに上がるから「買え」という。正直に従っていたら、資産を失いますよね。
もう1つ、興味深い見方があります。キリスト教では、NYダウの2日の下げ幅である666という数字は不吉なものとされています。
豊富な資金力を誇る某機関が、あえて終値を-666ドルにして、市場に大きなインパクトを与え、さらに急落してパニックになる、との警告ではないかというものです。
「獣の数字」666
666という数字は、「獣の数字」と呼ばれています。
聖書の『ヨハネの黙示録』によりますと、この世の週末に海から「角が10本、頭が7本」の獣が上がってきて、この世界を42ヶ月間支配します。そして、その獣が人々に刻む数字が「666」なのです。
すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。この刻印は、その獣の名、またはその名の数字のことである。ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くが良い。その数字とは、人を指すものである。そして、その数字は666である。 (『ヨハネの黙示録』第15章)
なぜ、666が不吉な数字なのかの問いには、「聖書にそう書いてあるから」としか答えようがありません。
欧米のキリスト教信者は、666を本当に忌み嫌います。
恐怖映画の代表作である『オーメン』は、6月6日午前6時に誕生し、頭に「666」のアザを持つ悪魔の子ダミアンをめぐる物語でした。
また、元アメリカ大統領のロナルド・レーガンは、転居先の住所表記が「666 St」だったので、政治力を使って「668 St」に変更させたという逸話が残っています。
まとめ
666ドルの下落で始まった日米の同時株安は、短期調整の一過性のもので終わるのか。それとも、トレンド転換の合図となって市場に大きなダメージを残していくのか。
「相場のことは相場に聞け」ですから、予測などしませんが、「獣の数字666」はとても気にかかることではあります。何の理論的根拠はありませんが。
以上、『NYダウ(獣の数字)666ドル急落について』でした。
*余談*
日本にある硬貨、1円玉~500円玉まですべて足してみて下さい・・・。
666円ですよね。そもそも日本経済って、不吉なのでしょうか?
また、ネットのURLにある「www.」は、ヘブライ語で666にあたります。ネットが人類を不幸にする警告なのでしょうか?