とくなが久志奮闘録

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選抜高校野球 彦根東 最新応援情報! 対慶応戦 戦力比較・分析

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さあ、いよいよ春の選抜高校野球が始まりました。

 

彦根東は大会第6日目の第一試合(28日午前9時開始)に登場し、昨秋の関東大会ベスト4の慶応と対戦します。

 

そこで、対慶応戦について、両校の戦力の比較と分析を勝手に行いました。終盤まで接戦に持ち込めば、彦根東に十分に勝機があります。

 

 

 

◆彦根東の近況

年明け1月以降、積雪など悪天候やテストがあったため、実戦練習が思うようにできず、調整に不安を残していました。

 

ただ、3月に入ってからは香川県での合宿などで、急ピッチで調整が進み、3月10日から18日の間に行った他校との練習試合では、7勝1敗と状態を上げてきています。エースの増居君も、「変化球の精度が上がり、自信がついてきた」と仕上がりは順調のようです。

 

◆データによる「彦根東vs慶応」

 

彦根東

慶 応

打率

.358

.275

平均得点

7.14

5.00

防御率

.270

.274

平均失策

0.57

0.73

 

 投手を含めた守備力では、ほぼ互角というところでしょう。打撃力では彦根東が上回っています。

 

ただ、慶応のチーム防御率は.274ですが、エースの生井君は.2.05と安定感を示しています。生井君は最速142キロの直球と縦と横の2種類のスライダーが武器で、プロのドラフト指名候補としての呼び声が高いです。

 

 

◆スポーツ紙の評価

 

 

彦根東

慶 応

日刊

 C

 B

スポニチ

 B

 B

報知

 C

 B

サンスポ

 B

 B

ディリー

 B

 B

中日

 C

 B

 

 

 評価基準ですが、優勝候補筆頭の大阪桐蔭が全社A評価でしたので、それを参考に見れば良いかと。

 

慶応は全社B評価に対し、彦根東はB評価とC評価が半々。

 

なんともコメントしがたいですが、私の愛読する『ディリースポーツ』はB評価。さすが、と言っておきましょう。

 

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◆毎日新聞社の彦根東の評価

サンデー毎日増刊『センバツ』から、彦根東の講評を引用します。

 

絶対的エース・増居と高い集中力で近畿大会8強入りし、初めての2季連続甲子園出場を手繰り寄せた。

 

昨夏の甲子園では開幕試合で完投し、春夏通じて初勝利をもたらした増居。秋も公式戦全7試合に登板。しなやかな左腕から繰り出す最速138キロの直球に、切れのあるスライダー、カーブ、チェンジアップを織り交ぜる。秋以降、グラブの位置を上げるなどフォームを改造したことで安定感が増し、球速や変化球の精度を上げてきた。スピンの利いた増居の球は打ち上げると「野手にとって易しいフライになる」(村中監督)といい、1試合平均失策0.57にも貢献。2番手の左横手・原はカーブ、スライダーを駆使する技巧派だ。

 

リードする捕手の高内は主将で4番。昨夏、投手から転向した。同学年には捕手経験者がおらず、強肩の高内は「やるなら自分しかいない」と原をくくったという。先輩捕手のアドバイスをメモし、小林誠司(巨人)や古田敦也(元ヤクルト)らの動画で配球などを研究してきた。

 

攻撃は昨夏の甲子園でも先発出場した1番・朝日、秋の公式戦で.652の高打率を残した2番・宇野の出塁が鍵。近畿大会1回戦は徹底したデータ分析を誇る明石商(兵庫)の裏をかいての強打でゆさぶり、高内の2ランなどで接戦に持ち込んだ。1点リードの9回2死1,2塁から中前打を許したものの、中堅・野嵜の「奇跡のバックホーム」で反撃を封じ、粘り勝った。

 

今冬、その集中力をさらに磨かざるをえない「試練」があった。校内のグランドは十分な広さがないうえ雪が積もるため、近所のバッティングセンターで練習を補ってきたが、昨年末に経営難で閉店。そのため週1回、県外高校のグランドを借りて実戦感覚を養い、これまで以上に1球、1打に傾注してきた。

 

2009年春に21世紀枠で56年ぶりの甲子園出場を果たして以来、「漠然としていた甲子園のイメージが、出るには何をすべきか、何が足りないのかと選手たちが具体的に考えられるようになった」と村中監督。まずは2勝をあげて、歴史を変えたい。

 

 

◆まとめ

打撃力でやや上回る彦根東打線が、少ないチャンスをいかにものに出来るかがポイントだと思われます。終盤までクロスゲームい持ち込めば、十分に勝機があると考えます。

 

昨夏の甲子園1回戦の波佐見(長崎)戦でサヨナラ勝ちしたように、村中監督は「序盤で我慢して、終盤に好機がきたらしっかりと点を取りたい」と話しています。そして、個人的には、クリーンヒットでなくとも頭脳プレーによる得点も期待したいです。

 

当日は、私も朝5時出発のバスに乗りますよ。いざ、甲子園へ!

 

以上、『選抜高校野球 彦根東 最新応援情報! 対慶応戦 戦力比較・分析』でした。