とくなが久志奮闘録

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平昌オリンピック世論調査 期待度トップの高梨沙羅選手は心配の裏返しか

平昌冬季オリンピックについての世論調査

日本世論調査会が実施した平昌冬季オリンピックについての世論調査で、活躍を期待する選手では、54%を集めた高梨沙羅選手が、44%の羽生結弦選手を抑えてトップとなっています。

 

    平昌五輪で期待する選手(上位5選手 複数回答)

  1. 高梨沙羅  54.2%  ノルディックスキー・ジャンプ
  2. 羽生結弦  44.3%  フィギュアスケート
  3. 葛西紀明  37.3%  ノルディックスキー・ジャンプ
  4. 宇野昌磨  24.0%  フィギュアスケート
  5. 小平奈緒  17.2%  スピードスケート

 

高梨沙羅選手の心配

高梨、羽生の両選手とも、その実力・実績からしても当然の結果といえるでしょう。でも、とても心配ですよね。羽生選手は大けがで治療中だし、高梨選手は・・・。

 

高梨沙羅選手といえば、スキージャンプ・ワールドカップで歴代最多タイの53勝をあげているなど、もはやレジェンドの域に達している選手です。期待したくなるのも当然です。

 

ところが、今シーズンは1つも勝てていないのです。男女を通じて、ワールドカップ史上54勝へは足踏み状態が続いていて、昨シーズン最終戦から数えれば8試合連続で勝利がありません。これは、2011年12月から女子ワールドカップが始まって以来、彼女自身には最長の未勝利連続記録となっています。

 

勝てないとなると、外野の雑音は大きくなります。愛車は約2千万円のベンツだとか、メイクが「オルチャンメイク」(私には何のことだかわかりません)だとか、髪を20センチ以上切っただとか・・・。おいおい、大丈夫かと思ってしまいます。

 

心配が増す分だけ、期待度が高まるということです。心配の裏返しに、というものです。

 

メダル第一号を

4年前のソチ大会では、金メダルが当然視されていて、いわば「追われる立場」でした。今や、外国勢が高梨選手の技術に追いつき、追い越してしまったのが現状です。ですから、今回大会は、逆に、「追う立場」です。追う方が気分的に楽だと、アスリートは皆がそう言います。

 

技術的なものはすでに改善されつつあるようです。本人もすべてを前向きに捉えるポジティブさを忘れていません。高梨選手が出場するノルディックスキー・ジャンプ女子は大会4日目の2月12日。日本人のメダル第一号となる可能性大だと思っています。

 

以上、『平昌オリンピック世論調査 期待度トップの高梨沙羅選手は心配の裏返しか』でした。